山原工藝店は、北部の工芸品を集めたお店です。いわゆるセレクトショップではなく、なるべくフラットな作品構成を心がけています。


<お店を始めたきっかけ>

大宜味村では毎年4月に「いぎみてぃぐま」という工芸市が開催されます。わずか人口3000人の大宜味村において、20近くもの在大宜味の工房が参加しますが、まとまった量の大宜味産の工芸品を一度に見る機会はこのときしかありませんでした。地元で作られているものにいつでも触れられる場所があればいいのに、と漠然と抱いていた思いが、形になりました。


<位置づけ>

工芸に特化した売店、あるいは道の駅のようなポジションを狙っています。

(ただ、公的機関ではなく、個人が運営していますので、お店を成り立たせるための選択はある程度はどうしても必要となってしまいます。)

より深く作家さんにのめりこむための、あるいは作品を通してやんばるの自然に親しむための、入り口の役割を担えたらと考えています。


<目指すもの>

私は家業である陶芸工房の雑用係としていぎみてぃぐまに長く参加してきました。作り手としての立場を理解できる売り手として、作り手と売り手winwinの体制づくりを目指しています。たとえば

・作家さんとの距離の近さを生かし、お客様の声のフィードバックをしたり商品開発を行う

・ものづくりを生業としてやっていくための価格設定を日々勉強しながら模索


<隠れテーマ>

ベタですが、やんばるの「自然」と「文化」に関するものを意識して集めています。

・自然とは、植物や動物。

・文化とは、ずばり「酒」=地元が誇るやんばる酒造とそれにまつわるあれこれ

店内には隠れテーマに沿ったものが多数ひそんでいます。目を皿のようにして探してみてくださいね。



なによりも、やんばるという底知れぬ魅力をそなえた土地で、新しいものが生み出される現場に立ち会うことができるかもしれないとわくわくしながら仕事をしています✨


山原工藝店 店主

山上晶子